国籍を問わずヒットする商品の裏には、デザインの力があります。世界で最もヒットしているといっても過言ではない商品にApple社のiPhoneがあるのはみなさんご存知だと思いますが、その設計思想に投影されているのがミニマルデザインという思想です。
ミニマルデザインとはiPhoneに限らずApple社の全商品に貫かれている製品開発フィロソフィーとして、ミニマルデザインは有名になりました。その模様が、「Think Simpe - アップルを生み出す熱狂的哲学( ケン・ シーガル (著), 高橋 則明 (翻訳), 林 信行 (監修) 、NHK出版)」という本から読み取れます。
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これ以上ないぐらい削れるだけ削る。簡単にいうと、これがミニマルデザインということになります。
前回の記事で、「日本企業のWEBサイトには情報が少ない」という評価がなされている(主に中国人訪日客)という記事を書きましたが、一方でミニマルを突き詰めないと、お客さんが利用する際に説明が必要になり、なかなかヒットしにくいという状況になってしまいます。
この好例がiPhoneであり、絶滅したのが日本のガラケーだったと言えるのではないでしょうか?
ミニマルデザイン=国籍に関係ないデザイン?
説明しなくても触ればわかる。筆者はApple社の初期MacからMacユーザーですが、マニュアルなんてものは存在しないし、触っていれば確かにわかりました。
この考え方はiPhoneにも貫かれていて、結果、Apple社は時価総額世界No.1の企業に上り詰めてしまいました。
でも、このミニマルデザインという哲学は、実は日本では古くから採用されていたコンセプトだとも言われています。
古くは俳句や日本庭園にはじまり、現在では無印良品やユニクロなど世界で広く受け入れられている商品・サービスは製品としての質の良さだけでなく、余計な情報を徹底的に排除したメッセージがデザインされているから興味を引きつけていると言えるでしょう。
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追伸:こちらの記事を参考にさせていただきました。
ミニマルデザインのススメ – 基本知識と7つのヒント
http://blog.btrax.com/jp/2013/09/16/minimal-design/